デュタステリドってなんだろう?
一方日本で医薬品として認定されたデュダステリドという成分を使ったザガーロなどはあまり聞きなれていない事もあるかもしれません。
このデュダステリドもフィナステリドと同じように前立腺肥大で使用されている医薬成分です。
薄毛治療でも同じような効果が期待できます。デュタステリドを使用するという点とフィナステリドを使用するという点で併用する事はできません。
併用できないのでどちらかを使用するという事になりますが、フィナステリドは主に2型の5αリダクターゼを阻害します。
デュダステリドは2型と1型の両方に作用します。また同じ2型であってもよりフィナステリドよりも効果が高いと言われています。
ミノキシジルとは作用が違うので、デュタステリドとミノキシジル内服薬とミノキシジル外用薬に3つを使うことが出来ます。
またフィナステリドとデュダステリドでは半減期がデュタステリドの方が長いので、薬を飲み忘れてしまったという点なども考えられるので、そういった面では嬉しい事もあります。
最近では薄毛治療でも遺伝子検査という面がありますが、薄毛治療においてミノキシジルの内服薬でも外用薬でも摂取量などの違いだけでもあるので、この1型と2型の部分をより選別しやすくするためのものであるという風に伺えます。
2型に有効なフィナステリドが効くかどうかのテストみたいなものと簡単に考えると良いかもしれません。
ですので両方に作用するデュダステリドを摂取するのであれば遺伝子検査は必要ないのではないかと今の薄毛治療ではあるかもしれません。