抜毛症とも呼ばれるトリコチロマニー
トリコチロマニアとも呼ばれており、日本語にすると抜毛症となります。抜毛症の名が示す通りに、トリコチロマニーとは自分で自分の髪の毛を引き抜いてしまう疾患のことで、時には毛髪だけではなく眉毛なども対象となることがあるそうです。
ちなみにトリコチロマニーとは、トリコが毛髪、チロが引っぱる、マニーが熱狂者を意味しており、7歳くらいの子どもに良く見られる症状となります。
トリコチロマニーの原因は精神的なものとされており、ストレスや欲求不満などが慢性的に続いてしまうことによって出る衝動制御障害や依存症の1つとされています。
さきほども書いたように、幼児や小学生くらいの年齢に多く発症するものですが、近年では成人した女性にも多く発症しているそうです。
自分で引き抜いてしまうのは定常な髪の毛であり、主に利き手側が多くなっており、無意識のうちに髪の毛を抜いてしまうようですね。
場所としては頭頂部や前頭部など手に取りやすい場所の髪の毛が抜かれることが多いとされています。
ちなみにトリコチロマニーとは、抜毛癖とも呼ばれるようにクセのようになって、気がつくと毛髪を抜いているといったことも少なくありません。